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2005年7月19日

Cobalt-Logのrotateについて

Cobaltのログは一定容量になれば整理対象となるのだが、これが非常に見にくい。サイトの容量を仮に100MBと設定したのであれば[mail],[ftp],[http]のログは10MBになれば*.1.gzという具合に1世代だけ圧縮され整理される。

これでは障害時の追跡や管理を考えると、非常に不便である。
で、rotateを日単位で圧縮していけば、後々の追跡も非常に楽ということで設定を変更してみる。

このrotate設定は/etc/logrotate.d/の中にある各サイトのファイルによって行われる。例えばsite1であればsite1というファイルhomeに関するものであればhomeというファイルといった具合である。

で、このファイルを下記のように変更してやれば、過去30日まで、daily にて分割/圧縮される。(ただしWeb管理画面での ダウンロード対象にはならず、 FTPにて転送する事となる。)

--------/ /etc/logrotate.d/home 改造例 /----
/home/sites/home/logs/mail.log {
daily
missingok
compress
rotate 30
}

/home/sites/home/logs/ftp.log {
daily
missingok
compress
rotate 30
}

/home/sites/home/logs/web.log {
daily
missingok
compress
rotate 30
}

又、下記ファイルを直接 同様の方法にて Backup しておいた方が、障害を過去に遡って追跡する際に何かと便利である。

(アクセスログが 1日にて更新されてしまう程のアクセス量ならば、それなりの負荷となっているはず・・・
過去に遡って追跡する場合、時系列にて追跡できた方が良い事もある)

/var/log/messages
/var/log/maillog
/var/log/httpd/access
/var/log/httpd/error

上記ファイル 整理設定を調整する場合には
/etc/logrotate.d/syslog
/etc/logrotate.d/apache
等を修正する事となる

投稿者 AJ : 2005年7月19日 22:17

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