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2005年9月15日
logadm.conf の設定方法
Solaris 9 では、messages や syslog ファイルのローテーションにlogadm が使用されているが、まず、ローテーションされるには以下の条件がある。
・ 前回のローテーションより 1週間以上経過していること
・ 1 byte 以上のデータが書き込まれていること
ローテイトされた時のタイムスタンプは /etc/logadm.conf の -P オプションで記述されており、このタイムスタンプを基準としている。
この条件を満たしていなくても必ず毎月 1 回ローテーションを行ない、また /etc/logadm.conf とは異なるファイルを読み込ませるには、次のようにする。
例)
新しい設定ファイル名:/etc/logadm2.conf
ユーザログファイル名:/var/tmp/logtest/log-file
1. /etc/logadm2.conf ファイルを下記の内容で新規作成。
# vi /etc/logadm2.conf
/var/tmp/logtest/log-file -p now
:wq!
#
※ "-p now" : 直ちにローテーションを行なう設定。
2. crontab を毎月 1日に実行させるために 日 の項目を
"*" から "1" に変更し、新しい設定ファイルを -f
オプションで指定。
# crontab -e
10 3 * * * /usr/sbin/logadm
10 3 1 * * /usr/sbin/logadm -f /etc/logadm2.conf
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
:wq!
#
上記の設定を行うことにより、毎月1日の午前3時10分に /etc/logadm2.conf で定義された log-file のローテーションが(直ちに)行われるようになる。
投稿者 AJ : 2005年9月15日 18:22
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