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2001年3月 7日

パッチをインストールする方法

下記 URL より最新版のパッチが無償でダウンロード可能。

http://jp.sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patches/patch-access

各パッチには Install.info や README.123456-01 というようなファイルが用意されていますので、必ずご参照下さい。インストール方法や詳細が記載されています。

パッチによってはシステムの起動し直し(reboot)が必要になります。
また、パッチ適用時は可能な限りシステムにアクセスのない環境を推奨します。

個別にパッチをインストールする場合、基本的には下記のとおりです。

例)Patch-ID# 105181-23 (SunOS 5.6: Kernel update patch)

sun# cd 105181-23
sun# ls -F
Install.info* SUNWcar.m/ SUNWcsu/ SUNWkvm.u1/
README.105181-23 SUNWcar.u/ SUNWdrr.u1/ backoutpatch*
SUNWcar.c/ SUNWcar.u1/ SUNWhea/ installpatch*
SUNWcar.d/ SUNWcsr/ SUNWkvm.u/ prepatch*
sun# vi Install.info
sun# vi README.105181-23
sun# ./installpatch .
sun# vi /var/sadm/patch/105181-23/log
sun# reboot

「推奨 & セキュリティパッチクラスタ」をインストールする場合は下記のとおりです。

【パッチの適用手順】

1. 最新版の「推奨 & セキュリティパッチクラスタ」をダウンロードする。

カーネルのパッチ等を含むため、シングルユーザ・モードで起動して、インストールすることを推奨します。
そのため、「推奨 & セキュリティパッチクラスタ」はローカルのディスク上にダウンロードして下さい。

2. シングルユーザ・モードで起動します。

sun% su
Password: xxxxxxxx
sun# init 0
ok boot -s
#

3. ダウンロードした 2.6_Recommended.tar.Z ファイルを展開します。

# zcat 2.6_Recommended.tar.Z | tar xvf -
# cd 2.6_Recommended
# ls -F
# vi CLUSTER_README

4. インストールを開始します。

# ./install_cluster

Return code が発生する場合がありますが、インストールが継続している場合は無視して下さい。

ちなみに、Return code の意味は各パッチの installpatch シェルスクリプト・ファイルに記述されています。

sun% cd 123456-01
sun% ls -F
sun% vi installpatch
:
# Exit Codes:
# 0 No error
# 1 Usage error

5. インストール終了後、/var/sadm/install_data/Solaris_2.6_Recommended_logファイルを確認して下さい。
Return code の詳細やエラーが発生していないか確認して下さい。

sun# vi /var/sadm/install_data/Solaris_2.6_Recommended_log

6. 問題ないようであれば、システムを起動し直して下さい。

sun# reboot -- r

投稿者 AJ : 2001年3月 7日 10:25

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